子育て泣き笑い

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和歌山在住、2男子を育てるアラフォー主婦

和歌山県立医科大学附属病院での出生前診断費用(羊水検査/NIPT)

出生前診断費用はいくらかかる?

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 長男、次男出産時、高齢出産であることを考慮し、和歌山県立医科大学附属病院で、出生前診断(長男:羊水検査と次男:NIPT)を受けました。

 

出生前診断を受けることに関しては、賛否両論、いろいろな意見がありますが、検査を受けるまでの事や、費用などについてご紹介します。

出生前診断とは

出生前診断と言っても、いろいろなものがあり、大きく分けて、非確定的検査と確定的検査があります。


非確定的検査は、超音波検査(エコー検査)、母体血清マーカー検査(ロリプルマーカー、クアトロテスト)、新型出生前診断(NIPT)などを指し、確定的検査は、羊水検査や絨毛検査のことを指します。

 

非確定的検査で、疾患などの疑いがあると、確定的検査を受けることとなります。

 

希望するなら自分から申し出る必要も

長男も次男もセミオープンシステムを使っていました。34w頃までの妊婦検診は、近くの診療所を使い、それ以降は出産をする病院で妊婦検診を受けるシステムです。

 

長男の時は、家の近くの女性クリニックを利用していました。35歳を超えていたので、出生前診断をするつもりでいましたが、病院側から案内があると思い込んでいて、あれ?と思った頃には、NIPTを受けることができる週数を超えてしまっていました。

 

そこで、通っていた診療所から医大へ検査の申し込みを依頼し、羊水検査を受けることにしました。

 

次男を妊娠中は、別のクリニックに通っており、そこは事前に出生前診断を受けるつもりがあるのかの確認がありました。

 

NIPT検査の流れ

1.予約

まずは、検査を受けるためのカウンセリングを予約する必要があります。和歌山県立医科大学付属病院では、水曜日にしかカウンセリングは行っていないので注意してください。

 

妊婦検診を受けている病院から、和歌山県立医科大学付属病院の方へ予約を入れてもらいます。

2.カウンセリングを受ける

まずは、夫婦で遺伝カウンセリングを受けます。ここで、検査について詳しく説明され、もし疾患が見つかった場合はどうするのかなど、検査後についても丁寧に説明されます。

 

最近、出生前診断を手軽に受けることができる施設も増えてきているようですが、検査結果が出た後のフォローは全くない場合があったりと、問題になっているようです。

3.検査を受ける

NIPTは、血液採取での検査なので、10分もあれば終わります。

 

4.検査結果を聞きに行く

約2週間後、検査結果を夫婦そろって聞きに行きます。この時、陽性の結果が出ていると、羊水検査に進むこととなります。

羊水検査の流れ

1.予約
2.カウンセリングを受ける
3.検査を受ける

羊水検査を受ける場合は、入院が必要です。(これは和歌山県立医科大学附属病院の場合であって、日帰りで可能な病院もあるようです)

 

お腹に針を刺して、子宮内の羊水中に含まれる胎児の細胞を採取し、胎児の染色体や DNA の変化を調べる検査です。

 

少し押される感覚はありましたが、局所麻酔をするので特に痛みもなく30分ほどで終わりました。そのあとは、病室で安静にして過ごし、翌日、退院しました。

4.検査結果を聞きに行く

約2週間後、検査結果を夫婦そろって聞きに行きます。この時、陽性の結果が出ていると、染色体異常が確定です。

出生前診断の費用は?

NIPTの費用は、カウンセリング費用8600円、6300円、検査費用181,141円で、トータル20万円ほどかかりました。(2020年)

 

羊水検査の費用は、カウンセリング費用8440円、6180円、検査費用(入院費含む)160,490円で、トータル18万円ほどでした。(2016年)

 

参考にしていただければと思います。