和歌山県立医科大学附属病院での出産入院(次男出産時 2020年夏)
入院生活の様子
医大での出産入院はどういうものなのか。だいたいは想像できるけれど、具体的な事を知りたいなと思っている人の参考になればと思い、ご紹介しますね。
大部屋か個室
まずは、大部屋(4人)を選択するか、個室を選択するかで、随分違うと思います。大部屋を選択する場合、出産以外(切迫流産で入院している人など)の理由で入院している人と同室になります。
私が入院した時は、出産して入院しているのは私だけで、2名は切迫流産、1名は出産が遅れていて様子を見るため入院している人でした。
母子同室
母子同室が基本なので、赤ちゃんを病室に連れてきて、一緒に過ごします。授乳の際は、どれぐらい母乳を飲んでいるか体重を測るため、授乳室へ連れて行って授乳します。
同部屋の方が、母子同室の人ばかりだとお互い様なのであまり気になりませんが、次男出産時の時のようなメンバーだと、夜間に赤ちゃんが泣いたりするととても気を使うと思います。
長男の時は、使命感に燃えていたので、預かってもらう事もなく母子同室を貫きましたが、夜間だけ預かって貰えばよかったと今になって思います。
コロナ渦では事情が少し違った
ただ、次男出産時の入院期間中は、コロナ渦だからなのか、ほとんど母子同室をすることなく過ごしました。一度、確認をされ、預かって貰うようにお願いすると、その後はずっと預かって貰っていた状態でした。
授乳や沐浴の際は、赤ちゃんがいる部屋の隣の部屋で一緒に過ごしますが、それ以外はほとんど預かってもらっている状態だったので、ひたすら眠っていました。個室の人は、母子同室していたのかもしれません。
夜間の授乳も、同室の人を起こすことの無いように、直接、呼びに来てくれました。
授乳指導
授乳室で授乳をしていると、助産師さんが細やかに授乳の仕方や飲んでいる様子のチェックなど、本当に細やかにフォローをしてくれました。
長男の時と比べると、数倍、いろいろと指導してもらえました。方針が変わったからなのか、赤ちゃんの数が少なくて比較的余裕があったからかなのか分かりませんが、長男の時にこのフォローが欲しかったなぁ。
それでも、忘れていることもたくさんあったりしたので、本当にありがたかったです。
そして、なにより、深夜の授乳時、話し相手になってくれた事がとても励みになりました。
入浴
毎朝、入浴したい時間を予約します。
前の時間の人が、入浴が終わると、次の人に知らせに行くシステムなのですが、なぜか飛ばされていたり、ずっと止まっていたり、大幅に時間を遅れたりといろいろでした。
食事
普通の病院食です。個人病院との差というと、やはり食事かなと思います。
写真は、出産した翌日に出た祝い膳的なものです。1食だけこういうのが出ましたがあとは、野菜中心の食事でした。それはそれで美味しかったですが、やはりまわりから聞く、個人病院の食事内容とは雲泥の差でしたね。
ちょこちょこ売店で、ゼリーやプリンなんかを買って食べてました。
面会
普段であれば、配偶者と両親、義両親までの面会は可能であるのですが、次男出産時はコロナ感染者が増えだした頃(今と比べれば少ないんですけど)だったので、立ち合い出産、面会も禁止でした。
ですので、基本、主人に2回ほど着替えや差し入れを持ってきてもらいましたが、それ以外は家族には誰にも会わずでした。
少し寂しい気もしましたが、そこは休む期間だと割り切ってゆっくりしました。
授乳、寝る、食べるしかしなかった
入院生活について紹介しましたが、ありがたいことに、入院中は、授乳や沐浴をする以外は、食べるか寝るしかしていなかった記憶があります。
退院してから目まぐるしい毎日を送っている今となってはなんてラクをさせてもらえた期間だったんだろうと思いますね。